ツボの刺激は神経を通して脳に働きかける

心臓を動かしたり、食べ物を消化したり、体温調整など身体の機能を自身の意志とは関係なく制御する自立神経は、

常に体の恒常性を保つ働きを自然と行っています。

 

ところが、脳と神経の連絡が滞り、自立神経が乱れると、内科検査では異常がなくとも、不眠や頭痛、動悸、震え、

記憶力や集中力の低下などの様々な症状が心身に現れてきます。

 

ツボを刺激すると、神経の交通渋滞が解消し、脳と全身の連絡がスムーズになります。そうすることで身体が本来持っている

調整能力が引き出され、脳が身体の不調を修復する本来の働きも助けます。

 

 

例えば胃痛のツボ「不容」を刺激すると、その部分の神経が活性化し、胃の情報が中枢神経を通って(視床下部)に伝わり脳を刺激します。

脳から指令が発されて胃に届き、胃の働きが調整されます。

 

みぞおちから指3本分下の位置から左右に指3本分外側のところにあります。

胃の不快症状を抑えます。