ツボ経絡

東洋医学と西洋医学の両方で重要視される体の特定のポイントです。

東洋医学では、ツボは「経絡(けいらく)」と呼ばれる気の流れの道に沿って存在し、

気の流れを調整することで内臓の働きを良くし、自然治癒力を高めるとされています。

ツボは「体の秘密のボタン」とも言われ、押すことで体調を整える効果があります。

一方、西洋医学では、ツボは「トリガーポイント」として知られ、痛みの根本となる場所とされています。

これらのポイントを刺激することで、神経や血流を改善し、痛みを和らげる効果があるとされています。

 

 

ツボには多くの種類があり、それぞれ異なる効果があります。

いくつかの代表的なツボとその効果です。

合谷(ごうこく):親指と人差し指の間にあるツボで、頭痛や歯痛、ストレスの軽減に効果があります。

内関(ないかん):手首の内側にあるツボで、吐き気や不安、心臓の健康に良いとされています。

三陰交(さんいんこう):足の内側にあるツボで、女性の健康、特に生理痛や更年期障害に効果があります。

足三里(あしさんり):膝の下にあるツボで、消化器系の健康や疲労回復に役立ちます2

百会(ひゃくえ):頭の頂点にあるツボで、ストレス解消や集中力向上に効果があります。

これらのツボは、日常の健康管理や特定の症状の緩和に役立つことが多いです。

 

よく、「ツボに入って気持ちいい」と言われるのですが、ツボを押したときに感じる独特の感覚って本当に気持ちいいですよね。

これは、ツボを押すことで血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれるために感じる「イタ気持ちいい」感覚です。

この感覚は、体の不調を改善し、リラックス効果をもたらすことが多いです。

ツボを押すことで、体内の経路を通じて体の中とつながっているポイントが刺激され、臓器や器官の働きが

活発になるとされています。

その結果、痛みや不快感が和らぎ、リラックス効果が得られます。