食事から何かを抜いていく時に、その症状はどのように変わっていくのか、ということを『仮説を立てて検証をする』ということがとても重要なんです。

仮説と検証を繰り返して、今の食事を最適に近づけていく。

私達のご先祖様がアフリカから出てきてどこを通って来たのか

農耕を主に行ってきたのか山の中でまたは海辺で生活をしていたのか

それによっても、どれだけ自分たちの食事、体が、糖質に適応してるのか植物に適応してるのかというのが変わってきます。

 

 

2400万年前→500万年前            中新世

500万年→260万年前              鮮新世

260万年前→20万年  旧石器時代       更新世

20万年        植物食の導入       更新世

1万年前~18世紀   中・新石器時代(農耕) 完新世

18世紀から      産業革命以降      完新世

現代         現代           完新世

 

今は、完新世で、その前が更新世、鮮新生、中新世という時代の分け方があり、

人類、哺乳類が生まれたのが、中新世で生まれ当時の私達は、フルーツ食を主にしていました。

中新世から鮮新生食事が雑食、動物食というのが入ってきて、約300万年くらい前からは、非常食として摂取されてたことが分かってます。

ちょうど20万年から40万年にかけて、大型草食動物が急減人口が増え気候もあり、大型草食動物が少なくなり、人類は小さな今でいう鹿のような大きさの動物しか取れなくなり、あのサイズの哺乳類は、体のサイズが大きくなればなるほど、体における脂肪の割合が増えてくるので、基本、私達は脂肪食だったので、だんだんと大型草食動物がいなくなり小さな哺乳類を食べていたが、それだと食事が十分じゃない時が40万年ぐらい前から発生してるので、この間は非常食として植物をどんどんと摂るようになったようです。

農耕が1万年くらい前に中東で始まって、そこから世界に徐々に広がっていき、基本的には8000年くらい前から大きく広がり、そこから、小麦やお米、トウモロコシを作るようになりそれが、今、私達の主食になってます。

現代から過去に向かって、私達って何を食べていたんだろう?

そこの中にもしかしたら、今の私の遺伝子に適切な食事法というのがあるかもしれない、というような仮説でみていく。

そのようなことを、日々の食事から私なりの仮説と検証をくりかえして探しています。

グルテンフリー・グレインフリー・ソイフリー、添加物フリー、農薬フリーに加え、最近は、旧石器時代/カーニヴォー食、いわゆる肉食主義とかいう意味がありますが、その傾向が多いです。(グレイン・ソイはたまに摂ります)

これも、仮説と検証のため、ですが、野菜が野菜室から無くなると以前は、野菜買いに行かないとって思うのですが、最近は、カーニヴォー食でいいや~となり、カーニヴォー食をしています。

肉食の誤解、お肉ばかり食べてる人は、野蛮なイメージがしたり不健康なイメージがあると思いますが、それは基本的には誤解で、なぜかというと人類はそもそも動物食だったから。。

人間はお肉だけでは生きていけないそれは、総摂取エネルギーに対するタンパク質の生理的な限界というのがあり、それは30%~35%、高くても40%だから。

後、食物繊維のことを理由にして肉食がだめという方がいます、食物繊維が腸内細菌の餌になるから肉食って繊維が入って来ない、だから腸内細菌にはよくないっていう単純な考え方で、、、前提となるのが私達は動物食だということ。その遺伝子をほぼ引き継いでる。

動物食には繊維はないですが、私達は繊維がなくても基本問題はなく、ケトン食などを行うと繊維が少なる、野菜は以前より少なくなる。

動物食を、ケトン食を始めると動物食が増える傾向にあるので、そうすると繊維が少なくなると心配される方もいますが、腸内細菌というのは食事の内容に応じて適応していくので繊維が入って来なかったら入って来なかったで、タンパク質から腸内細菌の餌を作っていく、こういう力が腸内細菌あるのですね~。アミノ酸が腸内細菌の餌になってくれる~。

以前の食事は、醗酵食が多く(豆乳ヨーグルト、甘酒、酵素玄米、ぬか漬け、塩麴、醤油麹など)たくさん食べていて、腸が異常発酵していて💦おならもたくさん💦それが、ケトジェニック食をしてからなくなり(おならはたまに)、食事による体の変化を感じています。

何か体調が良くない、、、と思ったら、仮説と検証を繰り返して、自分の最適食を見つけていく、自分の体と向き合う時間って大切だと思う日々。