【脂肪についての真実】
油=太る、身体に悪い、だから摂らない方がいいと思ってる方がほとんどだと思います。
なぜ、油=悪者説が定着してしまったのでしょうか?
1960年代、ハーバード大学では「砂糖、脂肪、および心臓病に関するレビュー」が行われ、砂糖と脂肪がどのように健康に影響するか精査されました。
ハーバード大学の研究は数十年続き、メディア、保険衛生当局、食品業界は、【低脂肪、高炭水化物の食事を推奨】しました。
つまり「低脂肪食」こそが、心臓病を予防する最も健康的な食事として宣伝されたのです。
実はこれには、裏がありました。
この研究のために多額の資金を提供したのは、巨大な「砂糖産業」だったのです。
中立的な研究を得る上で、これは大きな問題になります。
研究結果を見るときに一番に注意することは「その研究のスポンサーや、背景にあるものは何か?」ということです。
現代の多くの研究では、スポンサーによるバイアスがかかっています。
砂糖産業は、砂糖が心臓病を引き起こすという1950年代に判明した研究を隠すため、研究に資金を提供していたのです。
砂糖を悪者にしないように、研究者は飽和脂肪を心臓病の原因として悪者にしました。
その後、食品メーカーは、トランス脂肪酸と精製された砂糖を食品の市場に投入しました。
食品メーカーが、食事の中の飽和脂肪酸を、トランス脂肪酸と砂糖で置き換えると、肥満の流行と、それに関連する健康上の合併症が増加しました。
アメリカ人が、低脂肪、高炭水化物食を採用して以来、糖尿病、心臓病、癌の発生率は上昇しています。
【企業の影響】
飽和脂肪が不健康であるというこれらの考えは、今日でも、まだ神話としてささやかれます。
たとえば、アメリカ心臓協会は「食事からの脂肪とコレステロールは不健康であり、植物油脂と砂糖に置き換える必要がある」と主張する声明を出しました。
アメリカ心臓病協会の資金の多くは、大量の加工食品を製造、販売する企業から提供されています。
幸い近年の多くの研究結果から、脂肪についての真実が明らかになりました。
多くの科学研究で、健康的な脂肪を食事に取り入れることのメリットが確認されています。
健康的な脂肪は、次のような効果が分かっています。
・体重を減らす
・炎症を減らす
・エネルギーを高める
・脳の健康を改善する
・寿命を延ばす
食事に健康的な脂肪を増やすことは、あなたの健康とパフォーマンスを上げる第一歩です。